乳幼児突然死症候群
乳幼児突然死症候群(またの名はSIDS)というのは、寝ている赤ちゃんがいきなり死亡してしまうものだ。
この病気は、生後4ヶ月〜5ヶ月くらいの赤ちゃんに多い。子育てをしている母親なら、誰でも耳にしたことがあるはず。
乳幼児突然死症候群になってしまう原因は、脳における呼吸循環調節機能不全が考えられているが、しかし、確実な原因は未だ不明のままなのだ。
乳幼児突然死症候群を予防するためには、うつ伏せで寝かせないことだ。
仰向けで寝かせるよりも、うつ伏せ寝をする方が赤ちゃんは深い眠りに入ってしまう。
また、両親の喫煙でも乳幼児突然死症候群になりやすいと言われている。妊娠期間中・子育て中は吸わないことをお勧めします。
出産してから吸う場合は、外に出て吸うか子どものいないところで喫煙するようにしよう。
また、母乳をあげて育てるのと粉ミルクで育てるの違いにも突然死の原因になるようだ。
ずっと粉ミルクで育てるよりも、やはり母乳育児の方が良いようだ。
母乳には、乳幼児突然死症候群を抑える効果があるようだ。
母乳が出るなら、粉ミルクで育てようと思わないことだ。
そして万が一、子どもが呼吸をしていないことに気づいたら、すぐに背中を叩いて刺激し救急車を呼ぶ。
他にも予防例をいくつかあげておく。
1才以下の子どもには、枕を使用するのは控えましょう。
あとは、子どもが寝ているすぐ傍にフワフワした毛布や、タオルなどは絶対に置かないこと。子どもがタオルなどを顔の上にのせてしまったらとても危険だ。
あとは、あまり部屋を暖めすぎたり着せすぎたりするのも、乳幼児突然死症候群の原因になるとも言われている。親は、注意しながら子育てをしなければいけない。