虫歯の予防には、硬いもの
虫歯になりやすい子は、いつも柔らかい食べ物を食べている子のようだ。
繊維質の多い食べ物を、どれだけ噛んで食べているかに関係しているらしいのだ。つまり、噛むという動作が、虫歯の予防になるのだ。
だから、ジュースや離乳食のように柔らかく、噛まなくても食べられるものを、常に与えていると、当然虫歯になりやすい。歯磨きをしっかりやっていても、噛むことをしていないのなら、その歯磨きの効果などほとんど期待できないという。
しかし、子どもは歯磨きをするのを嫌うものだから、歯磨きの習慣をつけるために、親が歯磨きをしているところを見せないといけない。
無理やりに歯磨きをさせようとしても、子どもは嫌がって反発し、歯磨きができなくなる。
親が正しい磨き方を見せて、子どもにまねしたいという気持ちを起こさせてあげることが大切だ。
親が磨いているのを見て、子どもが興味をもったら、歯ブラシを与えてみる。
歯磨きが無事できれば、「上手にできた」と褒めてあげればいい。
子どもを育てるコツは、うまくできたらほめることに尽きる。
≪子どもの歯磨き