トイレのしつけ
子どもにトイレのしつけを始める時期は、だいたい2才のころが望ましい。
1才のころは、「オシッコが出た」という認識はできるが、自分の意志ですることはできないものだ。
2才から3才のころになると、「オシッコが出る」という感覚がわかる。
オムツを触ったり、もじもじ・もぞもぞするなどのオシッコの「信号」が出てくる。
だからトイレのしつけは2才から3才のころに始めるのが普通だ。
ただし、一回始めたら最後までやり通さないといけない。
トイレのしつけをするにあたっては、パンツの選び方も重要だ。
布製のパンツだと、子どもも濡れたら気持ち悪いので、オシッコが出る前に知らせてくれるのが早くなる。しかし、布パンツだと洗濯や床の掃除が増え、負担になる場合もある。
最初はパンツタイプの紙オムツから始め、次にトレーニングタイプの紙オムツ、そして最終的に布製のパンツという順序が望ましい。
トレーニングパンツを始めたら、毎朝起きたらトイレへ連れて行って慣れさせる。朝は一番オシッコが出やすい時間だから。
そして布製パンツを使う場合は、最初はトレーニングパンツの中に布製パンツを履かせても良い。そうする事によって、子どもも気持ち悪がってしらせてくれるし、後処理も楽だ。
トイレのしつけ完了にかかる期間は、だいたい6ヶ月から10ヶ月になる。
この間は、オモラシしてしまったりしても叱らない事が大事。というのもオモラシをしてしまって叱られてしまった子どもは、一気にやる気がなくなってしまうのだ。
正しいトイレトレーニングの仕方
同年齢の子どもが、トイレに自分でいけるようになったとしても、よそはよそ、ウチはウチである。どんな子どもでも、いつか必ずオムツが取れる時期が来るのだから、焦らずに行こう。
トイレのしつけがうまくいかないとき、親はイライラしてしまうかもしれないが、。子どもがそれに気づくと、かえって逆効果だ。
また、子どもの体調が悪かったり、外出したりしてトレーニングを中断しなければならないことも多いが、その日だけは割り切ってオムツを使った方がいい。
トイレのしつけの方法だが、やり方は簡単だ。
子どものトイレに行く時間がだいたい決まってきたら、そのタイミングを計って「トイレに行こうね」と誘ってみるといい。
その間にオモラシをしてしまったら、怒らずにただ拭いてあげるだけでいい。そして「次はトイレに行ってしようね」と優しく言ってあげればいい。これを繰り返すだけで、トイレの習慣は自然と身に付く。
また、トイレに行くのが楽しくなるように、工夫してみるのもいい。
子ども用の補助便座を用意するのなら、子どもが好きなキャラクターのものや、シールなどを貼って飾り付けしてみるのもいい。
また、トイレに行くことができたら、ご褒美シールを1枚貼ったり、お人形を使って見本を見せてあげたり、と子どもさんが楽しみながらトレーニングできる方法はたくさんある。
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