夫婦ゲンカはほどほどに

子供のこころの成長と、親の愛情

子どものこころの成長は、親からの愛情が大事だ。

 

親から十分な愛情を受ければ、子どものこころは安定し、さまざまなことに挑戦したり失敗から学んだりを繰り返して、成長していくことができるようになる。
逆に親から十分な愛情を受け取れない子どもは、安心してそういう挑戦や失敗ができず、悶々(もんもん)とする。暴走したりキレたりして、手がつけられなくなっていく。

 

子どものこころと言うものは、甘えと反抗を繰り返しながら成長していくようだ。
甘えとは依存することだし、反抗するということは自立することなのだ。

 

だが人間というのは、自立して成人後も、誰かに存在価値を認めてもらいたいという欲求はずっとあるものだ。人間である限り、そういう感情はずっと持っているわけだから、他人からそういう評価を得られない子どもにとっては、親の愛情というのはずっと大事だろう。

 

夫婦ゲンカの良し悪し

子どもの前での、夫婦ゲンカは、子どもに大きな影響を与えてしまう。
子どもによっては、夫婦喧嘩の原因が自分にあると、勘違いしてしまう子もいるので、どういうことでケンカをしているのか、落ち着いたら子どもに話しておいた方がいい。

 

人間である以上、他人と争わなければならないことは必ずあるし、社会でも問題やトラブルがあるのが当たり前である。

 

だけど、その原因や背景が全くわからないまま、その間に置かれるというのは、子どもにとってこの上なく不安である。

 

またひどい夫婦ゲンカを子どもの頃に見たせいで、成人後に結婚に尻込みするようなトラウマも与えかねない。

 

夫婦ゲンカというのは、人間性をむき出しにしてしまうので、小さな子どもにはものすごい恐怖を与えてしまうのだ。

 

親として、くれぐれも注意して、何でケンカをしているのか、子どもにキチンと説明するよう心がけよう。

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