子供のしかり方、反省は百害あって一利ナシ

子どものしかり方

子どもが何かやってはいけないことをした時には、きちんと叱ることは大切なことだ。
しかし、「叱る」ことに関して、いくつか注意しなくてはいけないことがある。

まず、子どもの性格によっては、しかっても良い子どもと、そうでない子どもがいるということを、知らねばならない。

しかっても良い子どもというのは、普段から健康に生きている子どもだ。
健康的で楽観的な子どもの場合、何度しかってもあまり効き目がないらしい。
そのうちしかっているほうが、ばからしくなってきて、最後には笑いに変わってしまう。
情緒的に安定している子を叱ると、前向きに受け取ることができ、「ごめんなさい」という言葉が素直に出ます。

一方、叱るのに注意が必要なタイプの子は、気が小さい子や、頑固で意地を張る子だ。
私などは、コチラのタイプだ。
気が小さい子は、しかられると驚いてしまい、もう同じことをする気が出なくなってしまう。これは大人になったときに、チャレンジ精神を失うことになるので、やめておいた方がよい。

また意固地な子どもは、表面上は反抗的な態度を見せるが、心は傷つきやすいのだ。
このような子は、自分の気持ちを素直に表現することが苦手だから、よく観察して、どういう気分なのか探る必要がある。この場合、親は自分の欲望を捨てて、謙虚になるべきだろう。

子どもには様々な性格の子がいるので、親は自分の子どもの性格を見極めて、その子にあった対応をするべきだ。

一方的にがみがみと叱らず、まず先に事情を聞いてあげるべきだろう。
しっかり事情をつかんでから、これからどうするか話してあげるといい。
反省させるというのは、実は何も生み出さない。百害あって一利ナシだ。
子どもの将来に悪い影響を与えかねない。
それよりも、何が問題で、どういうやり方が悪かったのか、それを考えさせよう。

親は、ついついカーッとなってしまうけれど、子どもを叱る前に深呼吸をして、落ち着いてから子どもの事情をよく聞く。
そして必要に応じて叱り、善後策を検討させよう。

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