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食べ物の好き嫌いをどうするか?
更新日:2008/06/16
人間は年齢によって、食べたいと思うものがドンドン変わっていく。
若いときは野菜なんか食べたくなくて、肉や味の濃いモノを好む。
特に子どもの時は、繊細な味なんかわからないから、ハッキリした味のモノだったらドンドン食べる。
成人して中年と言われる年齢になると、魚や野菜の味がわかるようになる。
こういう風に年齢によって食べたいと思うものが違うのは、当然のことと言える。
ところがこれは正常な感覚を持っている場合である。
ビタミン・ミネラルなどの微量栄養素と呼ばれるモノが、十分に摂取されている場合である。
ビタミン・ミネラルなどの微量栄養素が十分に摂取されていないと、いくら食べても食べたりないとか、逆にあまり食べたくないとか、そういう風に適度な食事ができなくなっていく。
特に問題なのが野菜嫌いだ。
野菜嫌いは子どもの健康に大きな影響を与えるので、ナントカしなければならない。
それから柔らかいものばかり食べさせていると、アゴの発達が不十分になり、成人してからもいろんな問題が出てくる。
たしかに魚や野菜はパサパサしていて、子どもにとって食べづらいモノだ。
子どもというのは、しっかり噛んで飲み込むことが、あまり得意ではないのだろう。
また子どもは甘辛いものが好きな場合が多く、薄い味つけのものや香辛料の強いものはダメだ。
だから魚を子ども向けに味つけする場合は、香辛料はできるだけ使わず、しゅうゆ、砂糖、みりんなどで甘辛く味つけするもの良いだろう。