おやつの出し方と肥満
更新日:2009/04/07
子供におやつを与えるのにも、一定のルールがある。
というのも決まった時間だけにする必要があるのだ。
おやつばかり無分別にあげすぎると、ご飯もろくに食べなくなり、お菓子ばっか欲しがるようになってしまう。
0歳児のおやつは、市販で売っている赤ちゃんセンベイで良いだろう。
また、さつまいもをペーストしたものや、かぼちゃをペーストしたものでも良い。
0歳児には、まだポテトチップスのような、塩気の多いものは食べさせてはいけない。
ナトリウムは実は体に大きな負担がかかるものだから。
タマゴにアレルギーでなければ、タマゴボーロでも良い。
ただし0歳児には、大人が食べるようなお菓子類はまだ早すぎる。
1歳児になってくれば、食べられるおやつも種類が増えてくる。
たとえばビスケットや幼児用のかっぱえびせんなど。
ただしやはり、あげすぎに注意しながらおやつをあげてください。
おやつの時間は、だいたい午前中に1回、午後に1回で十分。
1日1回でも良い。
時間を決めないで、欲しがるだけあげてしまうとご飯も食べられなくなりますし、虫歯の原因にもなる。
夜ご飯を食べたあとのおやつは良くない。
夜も、やはり虫歯になりやすいので与えるのはやめよう。
甘い飲み物はおやつ以外では厳禁
おやつの飲み物は、1歳を過ぎていてアレルギーがなければ牛乳。
満腹感もあるし、牛乳はカルシウムもたくさん入っていますので子供には良い。
それからジュースはのどが渇いたからといって、そのまま飲ませてはいけない。
たいていのジュースは砂糖が山盛り入っていて、体には良くないのだ。
天然果汁やスポーツドリンクであっても、2倍や3倍に薄めて飲ませよう。
小さい頃に強い甘さになれてしまうと、成長してからも強い甘さのあるものしか欲しくなくなってしまう。
これは成人病の原因になる。
また、おやつの時間以外には、水や麦茶などを飲ませること。
水は体内の老廃物をオシッコとして体外に排出するために必要な栄養素だし、麦茶は砂糖やカフェインが入っていないので、気軽に飲ませられる飲み物だ。
砂糖入りの飲み物をチビチビ飲ませていると、あっという間に虫歯になってしまうので、これは絶対やめよう。