奥さんの産後太り
更新日:2008/06/15
出産直後の奥さんの悩みの1つに、体重が減らないということがある。
原因はいくつか考えられるが、大きな原因としては出産後に、身体のあちこちに変化があると言うことだ。
たとえば骨盤。
体内に子どもがいるときは、骨盤は胎児を流産させないようにガッチリ閉まっている。
ところが出産する際には骨盤はゆるみ、螺旋状に胎児を外に出そうとする。
出産後、骨盤は開いたままになるので、産後に無理をするとそこで腰痛が発生したりする。
しかし出産を終えると、徐々に体重は減っていくのが普通で、早ければ数ヶ月で妊娠以前の体重近くまで戻るはずだ。
この場合太りやすい体質でなければ、その後の不規則な食事の時間が原因となって太ってしまう。
育児に大わらわで、つまみ食いばかりになったり、ストレスから過食になったり。
これでは太るのは当然だ。
それから子どもと一緒になって、お菓子など間食をすると当然太る。
また、お乳がでている間は、赤ん坊に栄養を供給しなくてはならないので、たくさん食べる必要があるが、それでも食べ過ぎているのかも知れない。
授乳中は体重が増えても仕方はないということは覚えておこう。
体重は1年くらい掛けて元に戻す
産後ダイエットでは、体重は1年ぐらいで元に戻すのがもっとも良いとされている。
急に減らすのは絶対にいけない。
食べる量を急激に減らせば、栄養バランスもホルモンバランスが崩れてしまうので、体重を減らしたいのなら食べる量は変えずに、運動をたくさんする必要がある。
体重を減らすのに、もっとも効果的と言えるのは、有酸素運動だといわれている。
例を挙げるとすると、水泳やジョギングやウォーキング、などが有酸素運動にあたる。
ただし子育て中であるから、簡単にできるのはウォーキングくらいになるのだが、のんびり散歩していてもそこそこの運動はできる。
子育てはエネルギーを使うから、結局食べ過ぎないことの方が早道だね。