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乳幼児突然死症候群
更新日:2008/06/15
乳幼児突然死症候群(またの名はSIDS)というのは、寝ている赤ちゃんがいきなり死亡してしまうものだ。
この病気は、生後4ヶ月~5ヶ月くらいの赤ちゃんに多い。
子育てをしている母親なら、誰でも耳にしたことがあるはず。
乳幼児突然死症候群になってしまう原因は、脳における呼吸循環調節機能不全が考えられているが、しかし、確実な原因は未だ不明のままなのだ。
乳幼児突然死症候群を予防するためには、うつ伏せで寝かせないことだ。
仰向けで寝かせるよりも、うつ伏せ寝をする方が赤ちゃんは深い眠りに入ってしまう。
また両親の喫煙でも、乳幼児突然死症候群になりやすいと言われている。
妊娠期間中・子育て中は吸わないことをお勧めします。
出産してから吸う場合は、外に出て吸うか子どものいないところで喫煙するようにしよう。
また母乳をあげて育てるのと、粉ミルクで育てるの違いにも突然死の原因になるようだ。
ずっと粉ミルクで育てるよりも、やはり母乳育児の方が良いようだ。
母乳には乳幼児突然死症候群を抑える効果があるようだ。
母乳が出るなら粉ミルクで育てようと思わないことだ。
そして万が一、子どもが呼吸をしていないことに気づいたら、すぐに背中を叩いて刺激し救急車を呼ぶ。
他にも予防例をいくつかあげておく。
1才以下の子どもには、枕を使用するのは控えましょう。
あとは、子どもが寝ているすぐ傍に、フワフワした毛布やタオルなどは絶対に置かないこと。
子どもがタオルなどを顔の上にのせてしまったらとても危険だ。
あとはあまり部屋を暖めすぎたり着せすぎたりするのも、乳幼児突然死症候群の原因になるとも言われている。
親は注意しながら子育てをしなければいけない。