女性のタイプと自己評価・自尊心
更新日:2015/09/28
お父さんのための子育て入門。
女の子の育て方のつづき。
自分の娘がどんなタイプになるのか、いろんな女性のタイプを見てきたが、一番面倒なのが、最後の「優柔不断さまよい女子」だ。
これは自分の価値観がハッキリせず、様々な価値観をウロウロしている。
そこでここまでの4つのタイプを、もう一度まとめておこう。
まず、一流を目指す「高学歴メラメラ女子」は、とにかくステイタスを求めていて、結婚相手も名家の息子を選ぶ。
一流の品物で周囲を固めて、それによって自己評価を高く保つ。
一流で無いものには価値を認めず、相手によって態度が変わりやすい。
自己評価で言うと、能力評価は高いが、自己愛評価が低い不安定タイプかも知れない。
能力は高いが、家族や周囲の者から愛されている実感がないため、一流の仕事やモノで周囲を固めることで、なんとか自己評価を高く保とうとしている。
勉強はできるが、愛されてないってことだな。
次の「幸せ家庭大好き女子」は、リボンやフリル、ピンクのモノが大好きで、女の幸せは幸せな結婚生活だと考える。
自己評価で言うと、自己愛は高いが、能力評価は低い不安定タイプかも知れない。
家族や周囲から愛される存在でありたいので、とにかく可愛い服や可愛いモノに身を包む。
幸せな結婚や幸せな家庭にあこがれていて、結婚につながらない努力や恋愛はしないタイプ。
就職は結婚相手を見つけるためだとか、結婚までの腰掛けだと考えているため、あまりしっかり働くタイプではないが、家族のためだったら頑張れるのかも知れない。
3つめの「自由大好き・奔放女子」は、生活の充実感を追い求め、家庭には収まらないタイプだ。
外出や旅行、新しいモノが大好きで、活発に動いている自分のことが好き。
判断基準は自分が気に入るかどうかで、高いとか安いとか、ブランドだとかノーブランドだとか、他人からどう思われるかは気にしない。
自己評価は、自己愛・能力評価の両方とも高めで安定しているタイプらしい。
新しいモノに挑戦する意欲もあるため、子育てとしては成功の部類かも知れない。
優柔不断さまよい女子とは
4つめの「高学歴ヘトヘト女子」は、能力は高いが疲れやすく、生命力に乏しいタイプだ。
仕事はできるが、休日はもう、部屋にこもってボーッとしている。
自己評価は低くく安定しているが、仕事をする能力はあるため、絶望的に低いわけではない。
ただ、誰かに愛される自信は無いので、仕事以外は何もせず、静かに暮らしている女性って事らしい。
そしてこれら4つのタイプをウロウロするのが、「優柔不断さまよい女子」だ。
自分のやりたいことを自覚していないため、あるときは婚活に励んでみたり、あるときはキャリアウーマンを目指したりする。
愛される存在になって自己評価を上げようとしたり、できる女になってみようとするが、根気が続かずに挫折してしまうタイプ。
自己評価で考えると、自己評価が低く不安定なタイプだ。
自己評価が低いため責任を負いたくなく、誰にもとがめられない時間が欲しい。
そのため正社員よりアルバイトを選び自分の好きに使える時間を、最大限に確保しようとする。
お金がないので高価な買い物はできず、比較的シンプルな生活をしている。
また恋愛や結婚にも関心が高いが、自分の価値観がハッキリせず、他人の価値観に影響されやすい。
そうして中途半端なことばかりして、歳ばかり食っていくことになるらしい。