子供の車酔いの対処法
更新日:2008/06/15
子どもが車酔いしやすいと、なかなか車で出掛けるのが難しい。
そこで小さな子どもさんの車酔いの対処法を紹介する。
まず運転の仕方を気をつけなくてはいけない。
急に加速したり、減速したりといったスピードの変動が、なるべく少ないほうが車酔いしにくくなる。
そのため車を動かし始めるときは、アクセルをゆっくりと徐々に踏んでいく。
これはまあ教習所で必ず習ったことだから、やれないはずはないだろう。
それから止まるときも、エンジンブレーキでゆっくり速度を落としてく。
アクセルをゆるめてエンジンの回転数を落とすと、自然にブレーキがかかる。
これがエンジンブレーキだ。
そしてブレーキ・ペダルでブレーキをかけるときも、早いうちから徐々にスピードを落とすようする。
つまり極力一定のスピードで走るようにし、発進や停車をゆっくりとするという、安全運転を心がけることが一番酔いにくい運転になる。
車内のニオイやホコリにも気をつけよう。
また車独特の臭いによって、酔いを引き起こすこともある。
私など成人してもずっと車のニオイには弱い。
皮のニオイとか、油のニオイだ。
だから可能な限り換気をし、芳香剤も微香タイプのモノで、子どもさんが気に入った香りにしておくといい。
それから車酔いしないように、歌をうたったり、しりとり遊びなどして、楽しく過ごせるようにしよう。
炭酸飲料や飴なども、気分転換に立つ場合もある。
ほかには、みかんなどの柑橘類も良いようだから、用意しておくといい。
ただ絵本などは酔いやすいし頭痛の元になるので止めておいたほうがいい。
それでも酔い始めてしまったら、できるだけ車を停める。
そして車から降りて、新鮮な空気を吸わせること。
酔い始めたばかりなら少し休憩をとることで、良くなることが多い。
このときも炭酸飲料などを飲むと、すっきりとした気持ちになる。
また以前に車酔いや嘔吐したことを思い出し、その恐怖心から再び車酔いを起こしてしまう場合もある。
この場合は何度か車酔いしなかった、という成功を繰り返すことで解消される。
あとは長時間、車に乗ることがわかっている場合は、酔い止めの薬を用意しておいた方がいいだろう。